下記グラフから、100年後の世界の平均気温は最大で5.8℃の上昇が予測されます。
過去20年間におけるCO2濃度増加の4分の3以上は化石燃料の燃焼が原因なのです。
 
 
 干ばつ、大洪水、大寒波、巨大ハリケーンなどが多発。
農業に大打撃を与え、世界規模の食糧危機を招いています。
 
 過去100年で10〜20cm上昇。
モルジブなど数十カ国で国土の大半が水没しました。
また、今後、気温上昇による氷河の融解が進めば、
2100年までに海面が最大で0.88m上昇すると予測されています。
 
 干ばつや洪水により収穫量が大幅に減少。
2025年には世界人口の大半にあたる約50億人が水不足に陥るとみられています。

 
 現在の絶滅は自然な状態の1000倍もの速さで進行しており、
30年以内に熱帯の植物や鳥類の25%が絶滅すると言われています。

…などその影響は複雑で、非常に広い広がりをもっていることで、
大きな社会問題になると考えられています。
 
 島国に住む人たちなど、途上国の人たちのほうが受ける影響は大きくなります。
私たち先進国に住む人間がエネルギーを使いCO2を排出している一方で、
その影響は私たちだけではなく、途上国の人たちへの影響も大きいのです。

 
 地球温暖化は長期的な問題です。
現在の人が原因で、子供や孫の世代へ悪影響を及ぼします。

 
 
 
 人間であればエアコンなどを使用し快適な生活を
送ることができるかもしれませんが、野生生物にはそんなことはできません。
人間によって引き起こされた温暖化の影響を直接受けることになります。

 
 
 目に見える変化は、すぐには起こりません。
気候が変化した後、数年、数十年、数百年と遅れて起こります。
今、大きな変化がないからといって
今後もたいした影響がないと考えると取り返しのつかないことになります。
人間だけでなく、生態系にも深刻な影響をもたらします。
一度起きた変化は、簡単にはもとに戻りません。