バイオディーゼル〈BDF〉とは、
「BIO DIESEL FUEL(バイオディーゼルフューエル)」の略で、
化石燃料(軽油)の代替燃料として、
植物性の油を原料にしたディーゼル用燃料を言います。
いずれ枯渇してしまう化石燃料に対して、
地球の自然環境の中で繰り返し得ることができる
再生可能なエネルギーです。
また、バイオディーゼルは軽油と比較して環境負荷が非常に少なく、CO2の排出量はゼロカウントとなります。
環境・健康にやさしく、わたしたちの住まう地球を元気にするエネルギーとして、
今後ますます、多方面から注目を浴びています。
■バイオディーゼル(BDF)の特徴
食用廃油に含まれるCO2は、食用油の原料である大豆や菜種などの植物が、
大気中から吸収したものであり、バイオディーゼル燃料使用により発生するCO2は、
地球環境中のCO2を増加させません。
多くの疾病原因とされている黒煙は、軽油と比較し約3分の1以下に減少します。
小児ぜん息・アトピーなどの原因と言われている硫黄酸化物は、
排ガス中にほとんど含みません。
市販のディーゼル車に使用できます。特別な仕様変更をする必要はありません。
バイオディーゼルは、軽油と同等の燃費と走行性です。
100%の使用であれば、軽油引取税は課税対象外となります。
■バイオディーゼル(BDF)の精製
回収した食用廃油は、装置でメタノールとアルカリ触媒を加え化学反応させ、
軽油成分と同じバイオディーゼル(メチルエステル)を取り出します。
その後、数回の洗浄工程を経てバイオディーゼル(BDF)が完成します。
食用廃油100Lから約90Lの燃料ができます。
■食用廃油リサイクルとバイオディーゼル(BDF)販売