境内には「油祖の像」があります。
しかし、ご神体が油というわけではないのに何故?
それは、「平安時代の初め、
当社神主が「長木」という道具で油を絞り、灯油に用いた。
これが我が国での製油の始まり」とされているからです。
油は神社仏閣の燈明用油として奉納される大変貴重なものだったのです。
明治時代に入って石油が輸入され、電気・ガスが普及するまで、
植物性油とロウソクが灯用としての主な資材でした。
現在のように食用として普及していったのは、
幕末から明治にかけてと言われています。
 
 
 ルドルフ・クリスチアン・カール・ディーゼル
(Rudolf Christian Karl Diesel, 1858年3月18日 〜 1913年9月30日)
ドイツ人の発明家。
ディーゼル機関は、ドイツの技術者ルドルフ・ディーゼルが
発明した内燃機関です。
1892年に発明され1893年2月23日に特許を取得。
ディーゼルは微粉炭を含む様々な燃料の使用を意図していました。
1900年にパリで開かれた万国博覧会で、
発明者のルドルフ・ディーゼルがこのエンジンを初めて披露したとき、
使われていた燃料はなんと100%ピーナッツ油でした。
その後1930 〜 40年代には、化石燃料が主要な燃料となり、
軽油が普及し、バイオディーゼル燃料が使用されることはありませんでした。